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本日二部構成。しかし本の紹介は第一部だけだ

夜に書く手紙のようなグダグダ感漂う文章なんで後で訂正入れるか、ヨメの心にそっとしまっとく(非公開)かも。

最近眺めてる本。大雑把に紹介ー。

・ 吉兆の季節毎に出てる本(春夏秋冬各1冊)
ロンドンに持って行きました。レシピが大雑把で良いです。作ろっかなーって気分になれる。季節物が分かってそれも良いです。

・ 「常備菜の手帖」 柴田書店
こちらもロンドンに。ワタクシ普段常備菜を用意するような人間ではございません。あったら食べるぷっくりモード常時開放型です。結局ロンドンでも利用しなかったけど、眺めてるだけでおもしろい。今日はこちらの本見て子持鮎を七輪で焼いておりました。鮎の香りは西瓜と言われますが、さすが草食魚。焼くと西瓜とも香ばしいお茶とも言えるような良い香り。。ムフ~ン

・ 近所のケーキ屋のレシピ本
どうしてもあそこのウィークエンドのレシピが知りたくて。大型本、値段も6,200円と大型でしたがヨメはジャンル問わず How to 本が好きなので満足。パティシエの考えや思いを読んでやっぱり「美味しいパリのケーキ屋さんの味」ってのはあながち間違ってもなかっただなと。パリと日本のケーキの違いも知らなかったけど、記憶を辿るにやっぱりあちらのケーキはちょい重めだったような。なるほど、と思うと同時にあのケーキ屋さんのコンセプトが理解できました。ご自身の集大成的な想いも込められているこの本ですが、手軽にお菓子を作ろうって気にはならないけれど、プロも読むであろうにしては親切。ちょっと奮発したりチャレンジしたい時にぴったりな感じです。レシピが「ケーキ台3台分」とか「45~48個分」やら明らかに家庭用ではないけれど、工程毎に写真もあり用語の説明もプロなら必要ない、ってところまで軽く説明してくれているんだと思います。久々に買って満足したレシピ本でした。しかもレシピの網羅が半端ないです。あのお店のお菓子ほとんど載ってそうだ。こういうの見ると、いろいろ買って食べてみたくなるなぁ。ジュルリ

・ 錦絵で見る江戸の食生活とかそんな本
これまだちゃんと読んでないけど面白そう。歌舞伎見るようになってまさにあの世界の錦絵で食生活とか面白そうと思って購入。とゆー訳で読書感想はまだありません。パラパラめくった感じでは解説も結構あるみたいで オラ ワクワクすっぞ。

・ 松浦弥太郎さんの何か100選的な本
COW BOOKS 、暮しの手帖 の方ですね。100選ってゆーより自分の周りにある100アイテム的な感じ(あぁタイトルのまんまな気がしてきた。そんなタイトル)。随分前に買って実はまだ半分も読んでないとゆー。こーゆーアイテム紹介記事的(松浦さんの場合はあんまり商業的な紹介じゃないです)なものって自分もブログに「誘惑」カテゴリーで諸々up しててなんですが、パワーがある時じゃないと読む気がしないー。これまたジャンル問わずでとにかくアイテム見るのが好きなヨメには異常に集中力を必要とする本の部類です。思い出のあるアイテムとか、空気を含んだ写真とか、その人の人生見てるみたいで。これを読む日のヨメはちょっとパワーがあって何かに満ち溢れてます。




さて。
お菓子は科学反応の要素が強いから量を守るってのはかなり重要だけど、お料理は大雑把なレシピが良いです。気が楽になるー。だってどんなに有名店のレシピでも結局は自分好みの味付けになるもん。塩適宜とかでもう自分ちの味だもん。

最近なんとなーく思うのが、心から「食」に興味津津!な訳ではないのではないかってこと。まぁ好きっちゃ好きだけど、なんとゆーかお料理している過程が手芸やったりブラ子いじったりしている時に似ています。男の趣味に似てる気がする。
なんか液体混ぜるの楽しいとか焼いたら膨らんで楽しいとか、切るの楽しいとか なんやの、えらい原始的な気持ちやわ。でもお料理は四季を感じたり、作ったり、食器を選ぶ楽しさとか食べる楽しさ、家族が「美味しい」と言ってくれる嬉しさとかいろんな嬉しさ楽しさを一度に運んできてくれるんですよね。友達と集まる楽しさとかね。そんな諸々の楽しさが「食」とゆー 一欲で完結できる訳ですよ。人間の欲ってよくできてるわ。

ところで今日鮎のお腹に切れ目入れたりウロコ取ったり(取らなくても良いようだけど歯触り変わるそうなんで)うねり串に鮎刺したりといろいろ魚をいじっていたのですが、よくよく考えると花嫁修業することもなく家の手伝いも曖昧で一人暮らしを始めて今に至ります。だから食材の下拵えとか下処理がよく分からなかったりする事も多々。作り方は詳しくても下処理の説明は曖昧な本も多いじゃない?(一般常識ってことか。お恥ずかしい)今日で言えば、鮎のウロコは取るものなのか、とか。「串に刺して」ってじゃぁ串をどう刺したら写真みたく波打った形に整うの、とか。
そーゆー時に脳裏に浮かぶのが子供の頃家族がやってた手元です。

手伝いは好きじゃなかったけど、料理作ってる台所ではウロチョロして誰かの傍に居たように思います。あぁ、でもあの時も切ったりするのを見たりするのが好きだった気がする。。
今日は魚を相手にしていたので圧倒的にブルジイ(父)の手元の動画がよく浮かびました。ブルジイは渓流釣りが好きでたまに早朝一人で行っておりました。だいたい釣れないことが多かったように思うんだけど、釣れても笑っちゃうくらい小さい魚で。正直今思うとあれ「幼魚誘拐」くらいの勢いで小さかった記憶なんだけど。幼いヨメが「ちっさ!」って思うくらいだからよっぽどだったんじゃないかと思うんだけどなんかヨメの記憶にフィルターかかってんのかなぁ。
そんな父がその小さい魚のウロコを丁寧に取ってた記憶が。たった1匹、あれ結局何にしたんだろう。関係ないけどブルジイ腕時計したまま魚いじってたんだよ。子供ながらに気になってきになって。
話戻して魚と言えば出刃包丁ですが、ブルジイはよく包丁砥いでました。出刃包丁砥ぐっつったら魚を捌くってことですよ。魚捌くのもブルジイの手の記憶あるわ。魚と言えばブルジイが。しかし味付けは完全にブルバアが。
休日、ブルジイは台所を仕切るのが妙に好きだったなぁ。「はい!これ洗って!」とか「はい!これ回してて!(鍋の中で)」とか。しかしブルジイの仕切りを華麗に分からんようにスルーするブルバア。さすが主婦。そんなブルバアにブルジイが指示して味付けはブルバアがやってました。(何故か味付けをお願いするのに仕切るブルジイ。「はい!ママ!味付けして!」とか。え、指示はするけど味付けせんのかい!的なノリ)

話逸れまくりですけど、結局何が言いたいかとゆーと、なんでも見とくもんだなぁ、経験しとくもんだなぁっつー話です。無駄な経験や記憶はないね。
あと別に言いたかないけど、明らかに言えることは ヨメはパパっ子ですね。いやぁ、ほんまええ娘や。いやぁ、良かった良かった。
by wakka-w | 2009-10-01 00:01 | ブルち 関係ない

家族(非人間)の移ろいゆく生き様に立ち会えた事を感謝する日々。


by wakka-w
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