フレンチブルのワンコそば in Japan

その時私は空を飛んだ。それは言い過ぎ :中

瞬間私は宙を舞った。と思う

ところで今回の事件は多摩川沿いの兵庫島公園付近にて起こった。確かあの辺りは二子玉川緑地運動場なる場所があり、運動場だろうが公園だろうがどっちにしろ芝生があれば問題なし、の私にはどこがその区切りなのかよく分からない。兵庫島公園と呼ばれる場所には丘があるのでもしかするとそこを指しているのかもしれないが、件のお洒落カフェは丘の下の平地にある。PEACEという店名らしい。あぁここが毎年期間限定でオープンしているカフェか。どうりで冬の寒空の中にカフェのイメージがないと思った。。

PEACEを通り過ぎると小さな人口庭園風の様子が見えるのだが、その横でサイクリングロードが遠くの方まで続いているようである。平坦な道を好むアーバンライフな我が犬はずんずんとそのロードを進んで行く。一方、わざわざニコタマの多摩川くんだりまで来て舗装された道を歩かせたくない主は愛犬を騙し騙し芝生へと導いたのであるが、ちょうどその時に人工庭園内の川になる場所に道をはばかれた。「川になる」と含んだ理由はその川の様子にあり、時期的なものか水は流れておらず川底の人工的なグレーの色が露になっていた。そう遠くにまで行く気のない私は迷わずこの人工川を渡るつもりで進んだのである。この辺りの河川敷は広く、人工庭園を抜けた先も多摩川まで芝生は続いていた。ややこしいがそういう事なのである。

と、その瞬間私は宙を舞った。人工川横の芝生は最近の雨でぬかるんでいたらしく、その直前、瞬間私は先に渡った犬の足に泥がついていないのを抜かり無く確認してから渡ったにもかかわらず、だ。
柔らかいぬかるみは私の足をとらえ軽やかに前へとスライドさせる。体制を立て直す暇もなく空が見えたと思ったらすでにぬかるみに尻をついていたのである。本来なら尻がつくと同時にする筈のビシャンッ!という音は何故かその後に聞こえた気がした。

固いデニムは鎧も同様、例え泥水であっても強固なガードにより私の身は守られていると思っていた。一点の曇りも無く信じていたのに。
どこまでデニムに信頼を置いているのだろうか。いつそんな信頼関係を結んだというのか。

野生児根性と共に余裕の笑顔で立ち上がった私は次の瞬間に硬直した。まず最初に目についたのが左手に持っていたドッグバッグ、の中にあった携帯であった。携帯は泥にまみれ無惨な様子で所々に残された元の白さが痛々しい。ギョッとしたまま手に目をやると元々黒いので最初は気付かなかったドッグバッグもまた泥まみれであることに気付いた。もちろん私の手も泥まみれで、一瞬にしてジーパンの殉職場面が脳裏をかすめる。なんじゃこry!! あの血に濡れた手はまさに今私が体験中の事件と同じであってその驚愕度合いもおそらく同等のものであろう。泥だろうが血がだろうがそんなものは些細なことで、その瞬間は手についたものに優劣など無いことを身を以て知った、と言いたい。幸いにも私は片方の経験しかしていないが。
さらに恐る恐る後ろを向くとデニムのお尻部分も見事に真っ黒で、繊維の一つ一つ、一つの隙間も漏らさず泥が侵入していた。なんたる様。城門は易々と陥落したのである。侵入した泥はヨメのパンツにダイレクトアタックを決め込んだらしい。赤子の時以来と思われるなんとも形容しがたい 履かせるオムツ、ムーニぃーマン☆と思わず口ずさみたくなるような不快感により、私はオワァオワァと泣きたくなったのであるが、それも一瞬で次の瞬間には笑みがこぼれそうになった。泣いても何も始まらぬ。寧ろ泣いてマリアナ海溝の底まで到達したらしい自分の地位を確固たるものにしたくはない。

落ち着いて廻りを見回すと近くにいるのは愛犬を自転車の荷台に載せた中年だけで、彼は必死に愛犬の散髪をしているようである。鋏を持ち必死の様子で愛犬と対峙しているおっさんは、「ギャー!」ズササさーっっくらいの間はあったと思われる惨劇に(走馬灯のようであったため覚えていない)、どうやら気にも留めていない、若しくは完璧に気付いていないようであった。信じ難い。

ともあれ、向こうが無視を決め込んでいるならこちらも動き易い。総被害を確認し、まずは愛犬のケツ拭き用ティッシュを使って無駄についた泥を落とす。しかし落としても取れない泥。空はまだ明るくこのまま高島屋の通りを歩くことは私でさえも躊躇する。が、ここに来て天の思し召し。後で高島屋に入る際犬を入れて担ぐつもりで抱っこバッグを持っていた私はそれでお尻を隠す事を思いついた。多少は見えるかもしれないが自然な様子で隠せるのは大きい。

ところで主が平静を装いつつ中の人は右往左往のその間、愛犬である筈の犬は全くこちらに興味を示さず更に遠くを目指して視点を定めていたことを特記したい。

そして何故か大学生と思われる男子集団が遠くの方からゾロゾロやってきた。更にそんな場所にいるヨメの前を通り過ぎて行ったことも特記すべき事であろう。き奴らは一体どこからやってきたのか。メダカの学校川の中とは歌に聞くがメダカだったのであろうか。あれほど男子に殺意が湧いたのは今日が初めてで、これが最後であることを切に願う。
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by wakka-w | 2010-05-28 23:36 | ブルち 関係ない | Comments(0)

一番上が海水魚のライム坊や。次のお兄ちゃんも海水魚のインディ。。そんなお兄ちゃん達が居る我が家のブルち生活日記
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結露が、、

けつろがきたぞ〜〜〜!!!


3点


ほんま
憎たらしい。

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