2014年 06月 06日
神代楡
昨日は結局ご縁を作るかたちとなりました。会期が長いのでどこかで入荷があるのかしら、、と思い問い合わせしてみるとちょうど今折敷だけ届きました、との事。でも今後があるのかどうかはギャラリーの方もよく分からないようでした。まさにご縁があれば、という感じに。
ちょっと大きいです、と言われましたが、ヨメはお重か折敷が欲しかった(そして今回お重はないとのこと)ので見てみにゃ分からん、と娘担いで再度自由が丘へ。珍しくアグレッシブ。
でも良いものに出会えました。神代楡の大きな折敷。ヨメでも見ただけで分かるわ、これは何代でも引き継げる。ミニヨメコが引き継ぐんだよーと話している傍で、娘はベビースプーンを握りしめておりました。「あたち、これ。」
貴女が初めて選んだ作家ものね。大事にしましょう。母、特別に買ってあげる。
三谷さんご本人にもお会いできました。失礼ながら常設してあるお店はないのですか?と聞いたところ、もう随分常設の形が取れなくて展示会になっています、とのこと。
作家さんご本人にとって常設できないくらい人気がある、というのは当然嬉しいことだと思うのですが、三谷さんの作品を見ていると本当は日常でさりげなく使われているものが美しくあれ、という想いで作られているように思うので一般人がフラッと買えない、ファンが展示会に殺到してあっという間に作品が買われて行く、というのはちょっと違うのかもな、、と思ったのでした。
生活が豊かになる素敵な作品なので、今の形はちょっともったいないのかな。でも三谷さんのファンは物全般が好きで凄く大事にされる方が多いだろうし、そういうライフスタイルを持った家で使われるのも物冥利に尽きるかな。
折敷はうちにはやっぱり大きくて今のところどこに置くか悩み中ですが、撫でまくっております。よく分からないけれど、使って撫でているうちに良い艶も出てくるんじゃないかしら、、と勝手に思っています。普段からガンガンに使いたいですが、お正月のお節を盛ったらもの凄く素敵だと思う。
ワサラビさんは今年の末で引退だそうです。学生の頃からストイックな美しい作品を置いてあるショップだと思っていたのですが、学生にはちょっと敷居が高い気がして(そんな事なかったよねきっと)お店の中に入ったことがありませんでした。ようやく気に入ったものが手に入れられるかなぁと思う年になってきたところだっただけに、残念。あぁ、、やっちまった、、という気持ちです。今年は感謝デーを設けるようなのでまたお邪魔させて頂きたいです。
by wakka-w
| 2014-06-06 09:04