2016年 09月 02日
八重山あれこれ
今回は石垣島、竹富島、西表島、由布島に上陸。
書き漏れたものを適当に備忘録として書いておきます。
石垣島の初日はお昼に八重山そばを頂きました。空港から利用したタクシーのおじさんに聞いて「来夏世」(くなつゆ)というお店へ。外観は趣のある昔ながらの建物風。観光客にも人気の様子。
石垣島小学校すぐ
こちらのおそばは本島よりもサラッとしていてヨメ好み。シンプルで優しい味で美味しかった。特にじゅーしーと呼ばれる炊き込み?ご飯はとっても美味しかったです!おそばとじゅーしーのセットがありますが、ヨメにはちょい多かったかな。
2日目の川平ではグラスボートが乗れるようなメインの浜のパーキング横に道の駅的なお店があり、レストランも併設。トンカツや牛丼があったかな。アグーや石垣牛だったと思う。
団体観光客を受け入れられるようになっているのでトイレも広くオムツを替えるベッドもありました。
西表島に上陸してからのイリオモテヤマネコ(そんなに簡単に見れるものではありません)。現在100頭前後の生息らしいのですが、今年に入ってすでに6頭だか7頭の死亡交通事故が。過去最悪のペースで事故が起きているそうです。写真を見る感じでは夜、特に雨の日は要注意。
実は車道の下にヤマネコ用のトンネルがあるそうですが、上の車道の方が餌のカエルや蟹が多いのでトンネルをあまり使わず車道に出てきてしまうようです。1本約1000万のトンネルが約100本。うまくいかないものやね。。
さて、今回「パイヌマヤ」さんに滞在した(レストランのご飯美味しかったでーす)のですが、大浴場やプールはありませんが裏手に軽くジャングル気分を味わえる散策路があり部屋からの景色も素敵です。横を流れる小川にはネイチャーツアーの池にいたのと同じユゴイが泳いでいます。敷地内にカエルの生息する池的なものがあるのですが、もしかしたら夜ヤマネコが来てるかも。最終日の夜、星空を見にカエル池の脇を通っていたらガサガサガサ!!と何かが逃げる音がしました。サイズ的にも時間的にも鳥ではないし、ましてやイノシシサイズではないので多分ヤマネコじゃないかなぁ、きっとそうだ!と思うことにしたカッパ家。
イリオモテヤマネコ、猫やろ?珍しいん?と子供ながらに思っていたのですが、小さい島なのでまず肉食動物が存在している事が奇跡みたいなんだそうです。今年で発見50周年。
絶滅品種(だっけ?)のタスマニアデビルが急速な進化を遂げつつあるそう、というニュースを最近見ましたが、ヤマネコも何とか頑張って欲しいな。とは言えもう100頭前後。。
今世界遺産登録に向けて国が頑張っているようです。自然保護強化、なんて言われていますが、世界遺産になるとどうなるか。観光客が来ます。受け入れるための施設ができます。世界中から押し寄せる観光客。約3年で自然環境はメチャクチャに荒らされ観光客は去って行きます。後に残るは踏み荒らされた自然、空っぽの負の遺産と化す観光施設(ホテル等)だって。
夏のシーズンには西表島、すでにキャパオーバー気味のようです。今のままでいいなぁ(世界遺産にならないくて良い)、、という島民の方の声をチラホラ聞きました。
小笠原や屋久島も今そうなっているようですね。生態系はボロボロのようです。一度登録されるとバランスを保つのが難しいのね。
人間はいらん事すな、って事らしい。
また行きたいなぁ。今度行く時もせめてどうか現状維持でありますように。
by wakka-w
| 2016-09-02 08:39
| 諸々旅