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夏休み2017 ハワイ 4/4日目パナマ帽

お一人様、街の散策を終え部屋に戻っても誰もいない。。後から戻ってきた2人にロビーでお酒飲んでます、と言うと娘も付いて来てしばらくホテルのプールを見ながら最終日のハワイに思いを馳せました。

さぁこれからいよいよパナマハットのお店へ行くぞ。結局とうとう最終日になってしまったがとっても楽しみ!と通訳のカッパと合流し、ホテル敷地内のお店へ向かいます。ニュート・アット ザ・ロイヤル

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↑右が帽子屋さん、左奥はmikomoriさん

パナマハット、やはり夏の帽子なので常夏のリゾート地、クラシカルなハワイ、、みたいなイメージなヨメ。パナマ産ではなくエクアドル産です。
なかでもモンテクリスティ産を扱っているのがこちらのお店、ニュートらしい。

店内、とても小さいですが所狭しと帽子が飾られています。
早速お店のおじさまにパナマ帽を見たい、と伝えるとまずはサイズを測るらしい縁つきの帽子を被せてくれました。さすが!ピッタリ。しかし問題はここから。

サイズはこね〜、これだと思う。と被せて貰った帽子がとても美しく、色もヨメの思うパナマハット。しかも編んである葉が細くて繊細、軽くてしなやか。これ素晴らしい。素敵〜〜!!
帽子の中の肌と接する部分、「スベリ」って言うの?そこは羊革でした。んま!んま!!(汗かいてヨレヨレになりそうなのはピッチョリーナなヨメだけなのか)
ピン蝶(可愛いリボンが帽子の中に、、なにこれ?と思ったら、帽子の後ろを示す目印だそうです)なんてもんが付いた帽子を触るのは初めてだ。。

キャーキャー喜ぶヨメに帽子の被り方やスタイルを教えてくれます。そしてもう1種類出してくれたのがワンサイズ上のもの。ワンサイズ程度なら中で調整して被れるそう(クッションテープのようなものを貼って調整してくれました)。被り心地や被った見た目は素人目には分かりません。でもやはり色や葉の細かさは先ほどのものがヨメ好み。ワンサイズ上のものだってしなやかですが、、

そこでおじさまが少し困った顔をして言いました。「貴方のサイズはとても難しいです。」と。
所謂パナマハットなデザインの帽子の話です(女性用デザインに関しては聞いていない)。
サイズはヨメのベストサイズが一番下とのこと。店内で扱っている帽子は作られている帽子の中間サイズ(一番良く出るサイズ)のものが豊富なこと。一番小さいサイズと一番大きなサイズは出る数が少ないのでそんなに取り扱っておらず、同じくそれに順ずるサイズも在庫はあまりないこと。
つまりヨメが被れる帽子はデザイン、サイズともベストサイズとその上のサイズ(調整してもらった)の2つだけでした。。な、なんだってーーー

そしてこれまたタチが悪い事に、ワンサイズ上のものは2ヶ月掛かって作られたもの、ベストサイズは4ヶ月掛かって作られたもの、お値段は3倍に跳ね上がります。な、なんだってー!!!
全ての好みはベストサイズの帽子なのにお値段が3倍だという。職人の手作り、さすが。
在庫数のある帽子なら色々選べたみたいなのですが。。色、編み葉の細かさ、さらに職人さんによって編み癖があり、一定のパターンが模様のように浮かんで見えるのですが、そういったものも選ぶ楽しみがあったようです。掛かった時間によって値段が変わるって事は値段的な選択肢もまだあったであろう。。

ハワイにはよく来られる?(来られるならオーダーしといてもいいんだけれど、、)みたいな雰囲気の会話をしたとカッパが言っておりました。

大変なお値段のパナマも触らせてもらいましたが、まるで生地でした。目の細かさが老眼に沁みる、、

因みに網目の細かさはやはり比べて見ると雰囲気にも違いがでます。もちろん網目が大きい方がカジュアルだし、細かくなればなるほどエレガント。
色も白い方がエレガントですが、使っているうちに飴色に変わってくると言われました。大体10年くらいもつ、って言ってたかな。

湿気の多い日本。我が家は特に湿気に悩まされている家。保管はどうしたらいいですか?乾燥剤とか入れておいたほうがいい?と聞くと、作られた所がエクアドルなので「乾燥が一番の敵」と言われました。寧ろ日本の環境はパナマハットに好まれると。お風呂でシャワーを浴びる時にスチームに当たるよう置いておく人もいるそうです。雨に濡れたらササっと吹いてクラウンを下にして自然乾燥、と言われた記憶(日本語の取り扱い説明書が貰えます)。

購入したら飛行機の荷物棚にも入る収納ボックスもあげますと言われました。日本だと夏の間の使用ですね、あとの保管はその箱で。
どちらも素敵でしたが、比べるとそりゃ4ヶ月掛かってるものの方が物ととしては良いわけで、この日は決められませんでした。。
カタログや日本語の取り扱い説明書を貰い、悩んだ(選択肢2つしかないけど)2つの品番を描いてもらったメモを貰ってお店を後にしました。本当に素敵だった、、そして手前味噌ですがヨメに似合っていたわ。。カッパはちっとも似合っていなかったわ(その場にいた娘以外が全員失笑)。。

さすがに女性用の帽子はサイズはもっとある筈。つばの広いもの、レースのように透け感があるもの、フレンチプレスは娘が被っても可愛かった(サイズはもちろん合っていない)。このフレンチプレスは600ドル弱くらいだったかな。

夏休み2017 ハワイ 4/4日目パナマ帽_d0041074_18391603.jpg
↑娘が被っているこれがフレンチプレス。
娘と一緒に被れたらなぁと思いました。
これをちょい斜めに被ってみて?オッシャレやでー。
娘の頭のサイズが固定されるのっていつだ?

知恵熱が出そう、でもおじさまに色々話が伺えて楽しかったし帽子も色々被らせて貰えた、ミニヨメコも帽子を被らせてもらって楽しそうだった、、この熱冷めやらず、とハワイ最終日の夜は到着日にランチをしたホテルのレストラン「サーフラナイ」で食事をしました。サラダを前菜にカッパはミネストローネも頼んでいたかな。メインは魚料理をそれぞれ2種類のソースで頂きましたが、どちらも美味しかったです。ホテルのレストランとしても美味しい部類に入ると思うのですが、さてどうでしょうか。











by wakka-w | 2017-09-07 11:19 | 諸々旅

家族(非人間)の移ろいゆく生き様に立ち会えた事を感謝する日々。


by wakka-w
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