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南仏旅2日目- ボート遊びで川岸の古城見学 La Roque Gageac -

Sarlat(サルラ)で昼食を楽しんだあと(フランスで言うセップ茸とはポルチー二のことだ。こちらも時期也。オムレツ食べました)はさっそく出発。
事前に何も知らされていない、知っててもどんなとこかは知らんヨメ。くねくねと山道を走り続けそのうち川岸を走り出し、突然この景色が見えた時には絶叫。それほど面白い村です。

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↑岩に張り付くようにできたラ・ロック・ガジャックの村がアラワレタ!

こちらはラ・ロック・ガジャック。ドルドーニュ川(ボルドーを流れる大きな川はここにつながってる)沿いの岩に張り付くようにできた村也。迫力が画像ではお伝えできていないところが残念無念。「フランスの最も美しい村」協会認定の村です。

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↑船との比較で川の大きさと村が張り付く岩(っつーか山とか崖とか)の大きさがイメージできるかしらん

村はこれだけ、、ってくらい小さいのですが、大昔は更に岩に穴を掘って住んでいたらしい。よく見ると岩肌に沿って階段があったり(これは後で付けられたものかしらね)、大きな岩穴が掘られていたりします。畑もあったりするの。

ここから出ている観光船(昔は川を行き来し物資を運んでいたそうな)に乗って川沿いの古城等を見学。夕方6時くらいまでやっているのかしらね。30分おきの出航のようで、約1時間の遊覧でした。

岩に穴を掘って住むようになった理由はいくつかの要素が重なってでしょうが、ドルドーニュ川の氾濫も一因のようで今でも何年に一度かは堤防を超えて家の一階まで水が上がって来るとイヤホンガイドが言っていたような記憶(因みに日本語。超面白かった。まず最初に自己紹介してくれるんだけど、聞き逃したので終止カッパと一体誰なんだこの人は、という話で盛上がっておりました。たまに自分の思い出話をするんだよ。しかも意味深な終わり方されて悶絶しました。○○年に一体何が起きたの。。)。

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↑向こうに見える橋の辺りでUターン。奥のお城はおそらくカステルノー城。百年戦争ではイングランド領の拠点。ドルドーニュ川の対岸に位置するベイナック城(この遊覧では見えず)はフランス領の拠点だったそう。両城はお互い視認できる程の距離に位置します。

翌日クロマニョン人の骨が発見されたレゼジーという村にも行きますが、こちらもまた洞窟住居と言うのでしょうか、岩に穴を掘りそこで住んでいたそう。この辺り、そういう村や洞窟があちこちにあります。
by wakka-w | 2010-10-27 16:05 | '10 南仏

家族(非人間)の移ろいゆく生き様に立ち会えた事を感謝する日々。


by wakka-w
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