2013年 01月 17日
「桃太郎」を想う
娘と生活するようになって増えたもののひとつ、洗濯もの。
洗濯ものを干しながら桃太郎のばあさまとじいさまの事を考えていました。
自ら連れ帰った赤子桃太郎。洗濯ものも一気に増えて老体には大変だったのではないだろうか。毎日赤子を背負って大量の洗濯物を洗いに川へ向かったことだろう。それは寒い日も変わることなく、たまにはあかぎれもこさえていたかもしれない。泣きわめく桃太郎を背負い、たまにはうんざりしつつ、それでも幸せを日々感じながら川へ洗濯へ行っていたのだろう。
じいさまは柴を刈るだけじゃなく、たまには野生の生き物も狩る必要に迫らせたのではなかろうか。滋養のあるもので妻と赤子を養わねばならぬ、その大変さを噛み締めながらそれでも幸せに一生懸命日々一家の大黒柱として生活していたであろう。
成長した桃太郎が突然「鬼退治に行く」と言った時には二人して仰天したに違いない。何故そんな危ないことを息子がせねばならぬのか。できれば自分たちの生活を助けながら優しい娘さんと結婚して穏やかに過ごして欲しい、そんな想いをぐっと心にしまい込んで団子を作ったに違いない。
無事桃太郎が戻って来た時には本当に嬉しかったことだろう。しかし猿や雉子、犬まで連れて帰ったとなれば驚かずにもいられまい。猿や犬はともかく、場合によっては雉子は食料にされるところだったのではあるまいか。
「食料にされるところだったのではあるまいか」
そう思ったところで「桃太郎」について考えるのは止めました。これ以上考えると当初「桃太郎」を思い浮かべつつ洗濯ものを干していた母親らしい優しい気持ちが違う方向へいってしまふ。。
洗濯ものを干しながら桃太郎のばあさまとじいさまの事を考えていました。
自ら連れ帰った赤子桃太郎。洗濯ものも一気に増えて老体には大変だったのではないだろうか。毎日赤子を背負って大量の洗濯物を洗いに川へ向かったことだろう。それは寒い日も変わることなく、たまにはあかぎれもこさえていたかもしれない。泣きわめく桃太郎を背負い、たまにはうんざりしつつ、それでも幸せを日々感じながら川へ洗濯へ行っていたのだろう。
じいさまは柴を刈るだけじゃなく、たまには野生の生き物も狩る必要に迫らせたのではなかろうか。滋養のあるもので妻と赤子を養わねばならぬ、その大変さを噛み締めながらそれでも幸せに一生懸命日々一家の大黒柱として生活していたであろう。
成長した桃太郎が突然「鬼退治に行く」と言った時には二人して仰天したに違いない。何故そんな危ないことを息子がせねばならぬのか。できれば自分たちの生活を助けながら優しい娘さんと結婚して穏やかに過ごして欲しい、そんな想いをぐっと心にしまい込んで団子を作ったに違いない。
無事桃太郎が戻って来た時には本当に嬉しかったことだろう。しかし猿や雉子、犬まで連れて帰ったとなれば驚かずにもいられまい。猿や犬はともかく、場合によっては雉子は食料にされるところだったのではあるまいか。
「食料にされるところだったのではあるまいか」
そう思ったところで「桃太郎」について考えるのは止めました。これ以上考えると当初「桃太郎」を思い浮かべつつ洗濯ものを干していた母親らしい優しい気持ちが違う方向へいってしまふ。。
by wakka-w
| 2013-01-17 09:46
| ブルち 関係ない