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カッパより御礼

昨晩帰って来たカッパから「ブログが全部見れなくなってるよ?」との一言。ヨメが規制をかけている旨を伝えました。何よりカッパが今回読んでいると思わなかったのでビツクリだ。
ところで規制は徐々に解除していくつもりです。ただ、闇雲に規制をかけているのでちょっとお見苦しい所が残るかもしれません。ブルさんがなかなか出てこなくなりつつあったこのブログ。どうしたものかと地味~に悩んでいたのでこれを機会に一度リセットしようかとも思ったのですが、普段の馬鹿話がどんなに幸せな事か、今回よく分かりました。ブルさんが全快の折には更に馬鹿話を盛り上げていこうと思っております。

昨日は午前中ぶるさんに会ってからその後、先生のところから電話がくる事もないので回復に向かっているようです。今日は先生の所がお休みなのでブルさんとは会えません。

昨日久々に1人で過ごし、いつもならブルがいない1日は羽を伸ばすいい機会だと「寂しく思いながらも結構楽しんでいる」つもりなのですが、昨日の1日は長かったです。何より朝、ごはんをあげる(ブル+チビチビ~s)時間がいつも朝の慌しさを増長させているのですが、この朝ごはんをあげる時間がほんの数秒で終わってしまうのがなんとも複雑な気持ちです。

ブルがいないとこんなに静かなんだー、やら
ブルがいないとこんなに部屋も汚れないんだー、やら

ブルさんが聞くと「なんでちと?」と言いそうな事ばかり浮かびます。

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朝、カッパを送る途中、昨晩ブログの事を言っていたけど今回は読んでいるの?と聞くとウンとの返事。事実が間違っていたり、詳細で忘れている事はないかな?と更に聞くと「内容は問題ないけど、どっかで「舌」が「下」になっててそれが気になった。」と返されました。

なん。。だと?

昨日からヨメも気が付いていたのですが、わざわざログインしてまで直すのが面倒くさく、とりあえず明日直せばいいや、と思っていたのにコレですよ。恐ろしい男です。

全くなんだってんだってばよー(だんだん元気になっているヨメ)とマイブログを覗くとカッパからコメントが。これはコメントと言うより、ここに書くべき事ながらカッパはここにログインできないのでヨメがこちらに転載致します。

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カッパより来訪の皆様へ

カッパ(ヨメの旦那)です。初めてコメントするのですが、というか実はこれまでこのブログを殆ど読んでなかったのですが、大勢の方からの励まし・お祝いの言葉を頂いているのを見て、心から感謝感激しております。この一両日中、気が動転していたヨメを励ましつつ、ベストな判断ができるよう平静を保つよう心がけていましたが、私も内心はずっと不安で心が押しつぶされそうでした。最悪の事態を迎えた場合のヨメの絶望感を想像すると、心が張り裂けそうでした。本当にブルが助かって良かったです。

今回は、先生方の提案のうち(多少リスクがあったにせよ)最速・最善と思われたものをすぐに実行して頂き、最終的には先生方を絶対的に信頼したことで、最悪の結果は免れましたが、一番重要だったのは、ブルが普段と様子が違うのを見て、すぐにヨメが「病院に連れて行こう」と言ったことだと思います。私はいつも初動が遅いので、ヨメにはホント感謝しています。

ヨメに負けずに長々と書いてしまいましたが、応援して下さった皆さん、本当にありがとうございました。今後はもう少したまにはブログをチェックするように致します。

最後に、今回学んだことを二つ。まず、いざという時のために、家の近くの夜間や週末対応可能な病院を把握しておくのが大事ですね。ネットでも調べられますが、緊急時には病院の評判までチェックするのは難しいですし、病院によっては設備や費用もかなり違うようです。もう一点ですが、ペットの手術って尋常じゃないくらいお金がかかりますね。もちろんブルの命を救うためであれば一銭も惜しくはなかったのですが、開胸手術だと一体いくらかかったのやらと思うと、やはり内視鏡で乗り越えられたのはホント良かったです(緑ヶ丘の先生の知恵と腕と根気に感謝!)。今度からはちゃんとペット保険に入ります。というか、こんな未然に防げるような事故を二度と招かないよう気をつけます。

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以上までがカッパからのコメントです。
上記を踏まえてヨメからも。

「自分達のミスを棚に上げて」ではありますが、今回、ヨメが唯一冴えていたとすれば一番最初の行動の早さでした。今までの経過を見ていると、おそらくブルは途中から見た目だけは落ち着いてきていたと思います。食道の奥まで異物が進んだ事で、表面上は嘔吐の回数も減っていたと思うので、これがもし留守中の出来事だったら何事もなく、次の日に「ブルさんちょっとおかしいかな?」程度で先生の所へ連れて行っていたと思います。(この場合、おそらくブルは助からなかった可能性が高いです。)
実際、かかりつけの先生の所に連絡が取れない時点で、翌日まで様子を見ていた可能性が低くはないので神様が一押ししてくれたように思います。

それから今では当たり前ですが、すぐに調べられるツール(ネット)があるという点が行動の早さを後押ししました。なかなか電話帳では所在地などすぐに把握するのが難しいので。ただ、カッパも書いているように、緊急時にネットで口コミまで拾うのは大変です。行った先での先生の情報収集能力によって今回いろいろな場所を教えてもらえた点はラッキーでした。普段から複数の病院を確認しておく事の必要性をひしひし感じました。

そしてこれはもう本当にラッキーだったのですが、日曜受診が可能な場所、夜間専門の病院がそう遠くにはなかった事、これは本当に大きいです。特に夜間病院の存在はブルの命を左右していたと思います。(朝まで待っていたら、と言う話は前述の通り)

ブルはラッキーが重なりました。カッパが家にいた、というのも良かった。。矢継ぎ早に次の正しいと思われる選択肢を迫られる中、思考の止まりつつあるヨメをカッパが助けてくれました。

またこれはブルが助かった今だからこそ言えるのですが、お金の問題です。もちろん助かれば出し渋る事なんて絶対ないけれど、実は最初に行った先生に、一番最初に「内視鏡を持っていてこの時間もやっている」という事で教えていただいた病院があります。そこはお金もかなりのものだと伺っていました。(実際を知らないのではっきりとは分かりませんがおそらくは。。という前置きでこれくらいはかかるだろうとちょっと凄い金額を言われました。内視鏡さえあれば何とかなるんじゃないか、と思っていた我々には、その時はまだ同じような処置でもっと安い所もあるんじゃないか、と思えるほどもので、出費の覚悟はしていましたが、それを遥かに超える額に絶句)。
言われた金額は命の対価です。高い安いは個人の感覚もあるし、命に値段が付けれるか、と言われればそれはちょっと違うとも思うのですが、結局、そこはコミュニケーションがあまり得意ではないらしく、こちらの話を聞く前に次々に動く可能性もある(命優先なら仕方ないのかもしれませんが、説明もないのはかなり怖いので)、だから行くなら、最初にとにかくよく話をしてくださいと言われた事もあり、先生がこちらもおそらく持っている筈だから、と薦めてくださった横浜夜間動物病院に行くことになったのです。

結局、最初の病院での手術費、夜間病院での手術費(夜間なので多少割高らしいのですが、良心的な金額でした)、そして緑ヶ丘の先生の所での手術費(こちらはまだ未定)、かなりの金額が掛かっている事は事実です。

最後に緑ヶ丘の安田獣医科医院の院長先生、同医院先生方には感謝してもしきれません。最善の方法でブルを助けてくださいました。もちろんその前に担当してくださった先生方が適切な処置をしてくださり、それを上手くバトンタッチしてもらえた事は大きいのですが、明け方開腹手術後の時点では開胸手術になるのではないか、最後の方法はこれになるだろう、と言われていたので。(開胸手術になったら異物は取れるものの、かなり厳しい状況は変わらない。もしくは更にリスクが高まる可能性があった。。ヨメの感じでは、食道が治らず延命程度にしかならなかったのではないかと思います。緑ヶ丘の先生には今回のブルに関しては絶対に食道を切る事だけはしてはいけません、と言われた。)
かかりつけの先生が内視鏡を持っていた事も、大学病院の先生と相談してくださった等、ネットワークが広かった事も幸いでした。

この病院は、ブルを飼い始めた頃ご近所の方に教えていただいたのですが、ご近所の方となかなかコミュニケーションが取りにくい最近の世の中、ブルを通していろいろな方と接する機会が与えられている事、そのおかげで今ブルが生きている事、しみじみ感じています。
by wakka-w | 2007-10-03 10:27 | ブルち、誤飲事件

家族(非人間)の移ろいゆく生き様に立ち会えた事を感謝する日々。


by wakka-w
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