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Swtzerland: Eigergletcher ハイキング

ユングフラウヨッホを堪能し、激混みの鉄道にてまた50分。前の列車に乗れなかったためにまたしても30分立ちっぱなしで鉄道を待ち続けたカッパ・チームは疲労困憊です。なんとか座れたのでまだ良かったものの、昼飯抜きの苦行で機嫌が悪くなるヨメ、思考力が鈍るカッパ。

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↑ 皆さんこんにちは。ここまで下りてくると外はとっても暑いの。このハイキングで凄いものが見れてお母さんとカッパさんは後に一気に機嫌が良くなるわ。

しかしまだ続く苦行。このままハイキングへと突入。
せめてなんか腹に入れたら。。と思うでしょ。そんな時間ないんですよ。不思議なことに。そしてこの後に及んでまだハイキングを2コース回りたそうなカッパ。しかもどうしてもアイガー見ながら食事がしたいらしい(さすがに2コースは回れませんでした)。
結局鉄道内で諸々もめているうちにクライデ・シャイデック駅に戻ってきたのですが、この時点で4時。
そんなにぐだぐだ言うなら歩こうぜ!次の駅にもレストランあんだろ!!と逆切れのヨメに引きずられるかのようにまたしても鉄道に乗りなおします。(切符は本当は買い直ししないといけなかったのですが、そんな事情を知らなかった事もあり、次の駅で降りる事もあって駅員さんがサービスしてくれました。乗っちゃった後車内でチェックするからねぇ。)
皆さん、引き戻る時はちゃんと切符買ってね。ってかユングフラウから途中下車すればいいだけの話なんだけど。

そして着いたアイガーグレッチャー(Eigergletscher)駅。
が、4時半頃ついて、レストランもう終了してましたort 怒り爆発のヨメ。

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アイガーグレッチャー駅はクライネ・シャイデック駅からJB(ユングフラウ鉄道)でひと駅。
この駅からクライネ・シャイデック駅まで戻るハイキングコースは所要時間約1時間弱の初心者向けコースです。

駅にレストランもあり、アイガー氷河を見ながら食事ができるそうですが、我々が駅に着いた4時半頃にはすでに終了。飢えた獣のごとく凶暴性が増すヨメ、アイガー氷河を見ながらハイキング。

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↑ まだまだハイキングコーススタート地点の駅より。カッパ何気取ってんの?と怒りが(腹すきすぎ&カッパ優柔不断すぎ)こみ上げる中、写真を撮らないと後々後悔することが予想されるので写真は撮ります。正直カッパが帽子似合わな過ぎてそれすら腹立たしい(タヒチでもこの男は帽子が似合わなかった。なんなの)。

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↑ ハイキングの魅力は雪山と花の咲き乱れる緑のコントラストを楽しめるところでしょうか。

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↑ それでもアイガー氷河に圧倒されつつ下山してゆくのですが。。

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↑ 行きの鉄道内で「なんかモサモサしたものがいる。。」と思っていた檻には 北グリーンランド犬 が。とても賢そうです。そしてとてもフレンドリー。わざわざ挨拶に来てくれました。

北グリーンランド犬は1913年にアイガーグレッチャーに連れてこられたそう。それ以前はサモエド犬が食糧や手紙を運ぶ目的のため飼われていたようです。
が、サモエド犬では力が足りなかったらしく、そこでより力が強い北グリーンランド犬が連れてこられたようです。スイスでは北グリーンランド犬はまだ珍しいようですよ。
しばしばハスキーに間違われるようですが。。間違えるか?(檻に張られた説明書より)

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↑ 先ほどまでは寒さの中で雄々しい雪山見学にロマンを感じていたのですが、ハイキングでは高山植物に心癒されます。怒りも緩和中のヨメ。しかしカッパの帽子姿にはまだ怒りが隠せません。iichiko はここでも写真撮影したらいいのに。。

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↑ 高山植物の数々。本当はエーデルワイスを楽しみにしていたのですが、見つけられず。次期が遅かったのかなぁ(クライネ・シャイデック駅の土産物屋で押し花売ってます。)。

高山植物は素朴で可憐ながらなんだか逞しくて好きです。因みにモワモワしてんのは「アルペン・アネモネ」。花の後の羽毛状の種子だって。我々が行った8月半ばでも花のカーペット状態。もっと早い時期だとそれは見事なんでしょうね。うと~り

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↑ 歩くうちにクライネ・シャイデック駅も見えてくるものの、軽く絶望感。腹がすいた。。ビール飲みたい。。

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↑ 大分ゴールが見えてきた頃のこと。この人達は何をじっと見ているのかと言うとー

ようやくゴールが見えてきた。。という時のこと。突然何かの音を察知するヨメ。なんだか遠くの方でゴゴゴゴーっと大きな音がしている。。と音の方向を向いた時、それは起こりました。

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↑ 雪が崩れた!

感激。ええもん見れたがなー!!(前の画像のお二人はまた崩れないかなぁとちょっと待っていると思われます。)
興奮で一気に機嫌が直るヨメ。簡単でいいですね。

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↑ こんにちは。僕牛でち。ようやくママンとパパンが駅近くまで戻ってきたでちよ。それにしてもこのベルお、おも。。(笑っちゃうくらいでかい←ヨメの頭くらいはあろうか ベルを付けてる子も。)

最後は牛見てちょっと和んでゴール。
鉄道が来るまでお土産屋覗いて念願のビールを飲んで、ようやく一息つきました。

そして景色との別れを惜しみつつ帰宅。ベルナーオーバーラントへ。
確かベルナーオーバーラント駅に着いたのが7時くらいじゃなかったかなぁ。
腹ペコリータのカッパ・チーム。最後の力を振り絞って駅から約10分弱のレストラン(兼ホテル)「ホテル・レストラン・グレーシャー(Hotel Restaurant Glacier)」へ。

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↑ 駅の裏手の地味な道を延々歩くようなそんな場所にあり。でも景色最高。お勧め。日本人観光客も結構いらっしゃいました。

ちょうど時間が良かったのです。カッパ、念願かなって良かったね。カッパの念願のおこぼれを与りヨメも感激。まぁ、なんてロマンチック。。

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↑ アイガーを望むテラス席より(午後7時半過ぎ)。日没の一瞬、アイガーが紅に染まります。

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↑ 時間が合えば見ることができる極上の景色。

日が沈むと今度はアイガーの岩壁に小さな明かりが2つくらい見えるような見えないような。。なにあれなにあれ、あれ光ってるよね、何であんな所に?あれってもしかして登ってる人がいるの??
なんて興奮していると、別のテーブルに座っている人が知り合いに説明していたのですが、駅の明かりだって。JB は山のトンネル内を走りますからね。それにしてもあんな所通っていたのか、と感心。

終わりよければ全て良し。この日、ご機嫌でインターラーケンに戻ったのが10時ごろ也。

そのままプラッと町を歩きましたが、一般的なお土産屋はまだ開いておりましたよ。私のお目当てのお店の話は翌日のご紹介にて。。
by wakka-w | 2008-09-07 22:47 | スイス旅行 '08

家族(非人間)の移ろいゆく生き様に立ち会えた事を感謝する日々。


by wakka-w
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