イスに座っていると

ブルさんが膝に乗せておくれでち、と前足を膝に掛けて立ちます。

え～、嫌っす。ブルさん重いっす。

と一瞥するのですが、ブルさんは負け時と片方の前足をちょいちょいしながら

乗せておくれでち。寒いでち。

と言う訳。
乗せると重いんだよね、それに動くの億劫になるし、乗せてやるとすぐ寝る癖に頭重くてズリ落ちそうになると膝に爪立てて飛び下りるから本当に嫌やわ～

と適当にブルさんの腹をさすってやるのです。ほらブルち、気持ち良かろうと。気持ち良いからもうあっちで寝てろと。

が、その時のブルさんの顔が秀逸です。

は？なにこれ全然気持ち良くないし、乗せてくれないし、も、ちょ、これ止めてこれなに何のつもりでちか。乗せろと言ってるでちよ、ちょ、これ違くない？ごまかしてない？？ジタバタジタバタ

かなり疑問でいっぱいのご様子。ごまかされません。

ブルち、恐ろしい子。